cat in the house
2014年 04月 22日
それと比べると北海道に住んでいた頃に飼っていたオスの黒ネコはクルマに乗せてどこにでも連れて行った。近所の旭ヶ丘公園や半月湖で散歩したり、スケートボードのランプにも行った。尻別川を見て、日本海の無人のビーチで焚き火の横でうずくまり、テント泊までした…。ネコの方も慣れたもので後ろのドアを開けっ放しにしていると、自分から勝手に乗り込んで、出発を待っているくらいだった。ほとんどイヌだ。とはいえ、一旦家を飛び出すと真冬でも一週間くらい帰ってこない。そして、全身キズだらけで戻ってくるというファイターでもあった。いったいどんな猛獣にかじられたらそんなキズが出来るのだろう。そんな日々がたたったのは間違いない、早く逝ってしまった。今、我が家にいるネコさまと同じくらいの歳だった。ペットクリニックの先生曰く感染症のことを考えるとネコは家から出さないほうがいいそうだ。外に出すのはお仕着せの自己満足と言われても、ネコの本能には逆らえない。それは今も変わっていない。
(つづく)
樋貝吉郎
ニセコランプにて(レオーネに乗って)
by yoshirohigai
| 2014-04-22 18:03
| 写真メモ