人生初の…

一昨日、世間は仕事納めという日に思い立ち、波乗りをしに湘南へ。
ネットで観た虹色の沿岸波浪が気になったのだ。水面がざわつくほどの強烈なオフショアだが
すっきりと抜けた冬型の青空と真っ白な富士山を望めてまずは来てよかった。
でも、いるだけで寒いのに海に入ったら一体どうなってしまうのだろう?一眼のカメラを取り出し富士山などをしばし撮影する。意を決してサーフ開始。今日はカメラを持って入ってみよう。そうすれば寒さも忘れるというものだ。オリンパスの防水カメラ、スタイラスTG4。このカメラを購入したのは防水であるというのもあるが、顕微鏡モードとタイムラグの短さが決め手だった。実は買って一年近くが経とうとしているのに、海の中に入れるのは初めてなんじゃないだろうか?何だか海の底に消えて行っていってしまうような嫌な予感がするのでストラップをウェットのジッパーの紐にしっかりと結んだ。(でも水の力って思っている以上だから、これだけでも心配だったんだが…)河口から流れ込む水は素足を後悔させたが、しばらくすると海水はそこまでは冷たくないということに気がついた。ストラップを袈裟懸けにしてゲッティングアウト。背中に乗り切らないカメラがボードにコツンコツンと当たるのが気になるが、次々と迫り来るセットを乗り越えるのには、腕はグルグルまわし続けるしかない。やっとこさ沖に出れたのでようやく、水のなかに浮かぶマウントフジを撮るぞとカメラに目をやると、信じたくないがカメラの側面のマイクロUSBのフタが開いているではないか!!!!ダブルロックとか全然効いてないじゃん!!とりあえず、フタを閉める。(今開いたところなんだ!海水なんかに浸かっていない!)撮れるかどうか確かめてみよう…いやダメだ。すぐにクルマに戻ろう。後ろも見ず浜まで一直線に一心不乱にパドルするとスープ波が味方してくれて一瞬で帰れた。浜に上がると吹きすさぶ風が体温を容赦なく奪っていくがカメラのことが心配でそれほど感じない。バッテリーとSDカードを取り出し、洗面所でフタとUSBの口を軽く流す。たぶんそこだけチョロりと水がかかっただけと信じたい。ティッシュペーパーをつけて下を向けておけばなんとかなると高をくくり、また海に戻る。それでも海にいる間もカメラのことが気になって集中出来ない。といいながらも2時間以上は入ってたが…。クルマに戻ってカメラをチェックするとレンズの手前の保護ガラスの内側に水のようなものが見える。中まで来てるじゃん。カメラを躊躇せず、水タンクに沈めた。ポコポコと出てくる小さな泡がなんとも悲しい。人生初の水没である。昔カメラを海に落としたら真水で洗ってビニール袋に入れたままサービスステーションへ。とカメラのハウトゥ本に書いてあった気がする。(デジカメもそうだろうか?)それにしても今日は12月28日仕事納め。営業開始は来年の6日からだそうだ。10日も水に漬けていたら別の問題が起きそうだ。それなら塩が取れたかどうか確かめようがないが一晩水にさらしてシリカゲルで乾燥させることにする。これは水没したスマホの復活法だそうだが、年明けにサービースステーションに持ち込んで完全復活を祈るのみなのです。
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雪をまとった富士山。丹沢あたりも白かった。山に行った方がいいんじゃない?

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なかなかいい引き!大物釣り上げてた。

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いつの日かこんなふうに波に乗りたいものです。

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河口の堤防の突端からドロップ。子供の発想。アウトに出るの楽そうで真似しようかと一瞬思ったけどそこまで若くない。

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ボウルでよく洗います。金魚すくいじゃないよ。何でも興味をしめす子猫。

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データは無事。最後のカットはロバート・キャパのノルマンディー上陸作戦の時の『ちょっとピンぼけ』を彷彿させる?







つづく
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by yoshirohigai | 2016-12-30 00:50 | 写真メモ

写真家 樋貝吉郎(ヒガイヨシロウ)が日々の暮らしや3板「スノーボード、スケートボード、超たまにスノースケート」をはじめバックカントリーのことを気ままに綴るフォト&コラム 。樋貝から最新のメッセージ「この滑りを何が何でも記録して欲しい! という撮影を希望するひとの連絡をおまちしてます」。お問い合わせ先 http://studiofishi.com


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