水道
2020年 02月 05日
台所の水道管が水漏れ!!!
自分で直せないかなと力技でシンクを引っぱり出したけど、配管が腐食して針の先ほどの穴から糸のように水が吹き出している。配管の交換と溶接となるとプロに頼むしかない。ということでネットで調べて呼んでみた。最短20分とコピーはうたっているが4時間後になるという。職人がやって来てむき出しの台所を見て「自分でここまでやったんですか?」と褒めてもらうも、見積もり金額を聞いてビックリ。8万以上。コノ古い水道管にその額は厳しい。うーんと唸り続けるが、たぶん値引きはないだろう。安く出来る工事方法はないかと諸々聞く。職人さんと話をするのは面白い。突っ込んだ技術的な話には向こうもなぜかいろいろと話してくれる。カメラマンというのも職人だからかもしれない。その水道屋さんも材料がなくて、この場では出来ないからなのか、業界の実情を話してくれた。「街の水道屋さんに頼むのがいいですよ。たぶん半額以下でやってくれます。ウチみたいなところは宣伝もしているし、緊急用ということでもとの設定が高いんですよ。」
おかげで世の中のしくみを改て思い描けた。
誰も暴利を得ているわけではない。運営会社、コマーシャル、WEB制作者、タレント、冷蔵庫に貼付けるマグネットのポップ制作費、ポスティング…そして水道工事をやる職人さん。けれどもその積み重なった異常な最終金額をまとめて支払わなければいけないのは一個人なのである。溢れ続ける水をとにかく止めてもらうには、金額が高いと感じても飲まざるを得ないのが現状ではないだろうか?
ということで街の水道屋さんをネットで再検索した。なかなか難航だ。次々と出てくる煌びやかなコピーとお得、安心、割引などの言葉を無視し続けて、ようやく地元の水道屋さんに到達した。「どうやってうちを知ったんですか?」「ネットです。」「ネット?」「タウンページに載ってました。」
結果最初の業者の四分の一くらいの料金で作業してもらえた。